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「分かる」ってどういうこと。解き方が分かると理由が分かるの違いについて


学校よりも一足早くマキバの通常授業が始まりました。

先日の算数の授業の際、おもしろいことに気付きました。

『素因数分解を利用して約数の個数を求める』という問題の解説をしていると、他の子は「何となく分かった。」と言っている中、「分かりません!」と粘ってくれるM君。

時間も迫っていたので「分かりました!」の声を聞く前に問題演習に進んでしまったのですが、「分かった」と言っていた子達よりM君の方がスラっと問題を解いてくれました。

M君はいつも納得するまで質問してくれるのでとても助かっているのですが、きっと100%理解に達するまで「分かった」と思えないのかしらと思っていました。

でも、「分かった」割合ではなく、「分かる」の質が異なっていたのかもしれない。と思い至りました。

M君以外は【解き方】が分かったので「分かった」と言っていたのに対して、M君は【なぜその解き方で答えが出るのか】(理論)が理解できないので「分からない」と言っていたのでしょう。

だからこそ、多少出題形式が変わっても理論が分かっているから解くことができたのではないでしょうか。

ご家庭でも、答えが出て終わりではなく、どうしてその解き方をしたら答えがでたのか聞いてみてください。

そういえば、M君は3年生までの「実感算数」* で、幾度となく「どう考えたの?」と質問される経験を積んできました。どう考えたのか、なぜそう考えるのか、を問われる実感算数は、物事の捉え方にまで影響してくるのだなと改めて感じた出来事でした。

*「実感算数」とは

英才個別「実感算数」

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