おもちゃイベントレポート
「遊びの中の学び」という言葉を、耳にしたことはありますか。子どもが夢中で遊ぶ時間には、成長のヒントがたくさん詰まっています。
先日、マナビのマキバでおもちゃイベントを開催しました。その中で、鈴木真理先生に「遊びと子どもの成長」についてご講演いただきました。今回は、そのお話を教室の視点も交えてご紹介します。


2001年に、おもちゃコンサルタント(おもちゃと遊びの専門家として、遊びの大切さを伝える資格)を取得されました。
福島県内で「おもちゃの広場」を開催されてきました。
2021年には「木のおもちゃ Ratta」を開業。木のおもちゃの魅力を伝える活動を続けていらっしゃいます。
真理先生が選んだ木のおもちゃは、木のおもちゃ Ratta オンラインショップ(外部リンク)でご覧いただけます。
遊びは楽しいだけではありません
講演のテーマは「子どもにとって、遊びが大切なのはなぜ?」でした。
遊びは、ただ楽しく過ごすためだけのものではありません。子どもは遊びを通して、体も頭も心も育てています。
大人から見ると「ただ遊んでいるだけ」に見えるかもしれません。けれども、その中ではたくさんの学びが起きているのです。
遊びの中の学びが育てる4つの力
1. 手先や体を動かし、身体が育つ
積み木をつまむ、ひもを通す、思いきり走り回る。こうした経験の一つひとつが、身体の発達につながります。
特に手先を使う遊びは、鉛筆を正しく持つ力の土台にもなります。
2. 試行錯誤で、考える力が育つ
「どうしたら、もっと高く積めるかな?」子どもはそう考えながら、置き方や順番を変えていきます。
この試行錯誤(しこうさくご:何度も試しては工夫すること)が、発想力や創造力、問題解決力を育てます。
人から教わった方法より、自分で見つけた方法のほうが、ずっと深く心に残ります。
3. 失敗や人との関わりで、心と社会性が育つ
せっかく積んだ積み木が崩れる。友だちとおもちゃを取り合う。遊びの中には、小さな失敗や困りごとがたくさんあります。
それを乗り越える経験が、心の成長につながります。また、順番を待ったり貸し借りしたりする中で、社会性(人と関わる力)も育っていきます。
4. 何より大切なのは「楽しい!」という気持ち
真理先生が特に大切にされていたのが、この点です。子どもが「楽しい!」と感じているとき、学びはいちばん深くなります。
夢中になるからこそ、自分で考え、行動し、さまざまなことを吸収していくのですね。
「やらされる学び」ではなく、「やってみたくなる学び」。遊びに夢中になる姿は、自走(自分から進んで学ぶこと)の原点だと私たちは考えています。
「教えない」から育つ力|ピグマリオン学育講座との共通点
真理先生のお話は、マナビのマキバのピグマリオン学育講座の考え方にも通じています。
ピグマリオン学育講座では、学具(学ぶための専用の道具)に実際に触れながら学びます。自分で考え、試し、工夫する時間を何より大切にしています。
答えを先に教えることはしません。自分の頭で考え、試行錯誤しながら答えにたどり着きます。その過程こそが、思考力や問題解決力を育てる大切な経験になります。
マキバが大切にしている「引き出す指導」も、まさにこの考え方です。
「できた!」という喜びは、もちろん大切です。けれども、「どうしてだろう?」「もう一度やってみよう!」という気持ちも同じくらい大切です。うまくいかなかった経験が、次の学びへの力になっていきます。
年少〜年長のお子さま向けの講座については、幼児ピグマリオンのコースページで詳しくご紹介しています。
小学1〜3年生のお子さまには、ピグマリオンの学具を使う英才個別「実感算数」もご用意しています。
ピグマリオンの教育理念については、ピグマリオン学育研究所の公式サイト(外部リンク)もあわせてご覧ください。
遊びの中の学びは、中学以降の学ぶ力につながります
「遊びと勉強は別のもの」と考える方も多いかもしれません。けれども、自分で考えて試す力は、勉強でもそのまま生きてきます。
たとえば算数の文章題で、すぐに「わからない」と手を止めてしまう子がいます。一方で、図を描いたり数を当てはめたりして、粘り強く考えられる子もいます。
この差は、知識の量だけで決まるものではありません。「試してみよう」と思える経験を、どれだけ重ねてきたかも大きく関わります。
中学生になると、学習内容は一気に難しくなります。そのとき支えになるのは、自分で考えて進める力です。幼児期や小学生のうちの遊びの中の学びは、学びの土台をつくる大切な時間なのです。
ピグマリオンの学びを体験してみませんか?
「わが子は、どんなことに夢中になるのだろう?」「ピグマリオンの学びを実際に見てみたい」という方は、ぜひ体験・面談にお申し込みください。
お子さまが自分で考え、「できた!」にたどり着く瞬間を、教室で一緒にご覧いただけます。
無理な勧誘はいたしません。少しでもご興味があれば、まずはお気軽にお話をお聞かせください。
お電話でのお問い合わせ:022-346-1025






