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社会に出て必要とされる力とは

こんにちは。

先日、東北大学法学部の先生のお話を伺う機会がありました。様々とても有益なお話があったのですが、その中でいくつかをご紹介したいと思います。

1つ目は、東北大学法学部(文系学部?)のゼミは理系の研究室と異なり、必修では無いので自ら進んで取りに行く必要があり、その力(主体性)が求められているということ。

10名ほどの人数で議論を深めるので、色々な考え方の人達とどのように話し合い落としどころをどこに持っていくのかといった社会に出てから必要なコミュニケーション能力が育成されるらしい。そして、先生と学生とのやり取りよりも学生同士のやり取りの中により多くの学びがある時もあるとのことだった。

確かに、マキバの授業でも、生徒同士で相談したりする場面も多々ありますが、その時はどのお子さんも自分の頭を十分に使って楽しそうに取り組んでくれています。

2つ目は、ストーリーを語れることの重要性です。就職活動についての話の中で、全ての教科の成績が良い必要はなく、自分が深めた分野について「なぜ興味を持ったのか」「どのように学びを深めていったのか」「その分野の課題は何で、どのように解決したら良いと考えるのか」といったことを自分の言葉で語れることが大事だということでした。

3つ目は、成績が伸びない原因について、「やっていないから」なのか「やっても」なのかが重要という話の中で、「やっても伸びない」のは能力云々ではなく興味の向かう先ではないかといった主旨の話をされていたことです。法学部では「国家の仕組みとその維持に関すること」を学ぶ学部だそうで、人の内面に興味がある方は国という大きな枠組みで考える際に、その個に寄り添いたい気持ちがネックになる時もといったお話でした。

同じ、「人を救いたい。良い世界にしたい。」と思っても、「どのように」という手段によっても選ぶべき学部が異なってくるのだなと気付かされました。

マキバの高等部では、この夏のオープンキャンパスに向けて、それぞれに目的意識を持って参加してもらうために、事前に面談をする予定ですが、上記の点も含めて一緒に考えていければなと思います。

2つ目、3つ目に関連することですが、マキバでは、一人一人が将来どんなことをしたいのかといった話を授業でも自習に来た際でもすることが多いのですが、自分と向き合い、自分が何を求めているのかを知ることは、ただ勉強をして成績を上げること以上に大切なことだと改めて感じた一日でした。

 

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