ブログ、日々更新中 カテゴリー:実感国語

第12回OLECOサミットに参加してきました!

今月初めに東京都で行われた、第12回OLECOサミットに参加してまいりました。

今回は「日本における英語教育とその重要性」を大きなテーマに、OLECOのオンラインレッスンについて、改めてお話しをいただく機会となりました。

我々と同じようにOLECOを活用している全国各地の学習塾関係者がおよそ200名!

各塾様がOLECOにプラスしてどんな英語学習を提供しているのか、東北を飛び越えてみることができた大変貴重な時間でした。

 

東京にて、英語需要の高まりを実感

近年ではインドやフィリピン、ナイジェリアといった英語市場の人口が増加し、英語そのものの需要も高まっています。

私自身東京に来て大いに実感しましたが、なんといっても外国人が多い!

歩いていて、お店に入って、英語が聞こえてくる、隣に外国人がいるのが「当たり前」の社会になりつつあります。

そんな環境の中で何か大きなことをやろうと思ったら、これまた当たり前のように実用英語というものは欠かせなくなってくるでしょう。

 

マナビのマキバが提供するOLECO講座

さて、マナビのマキバ教室では現在小3生~中2生までがOLECOのオンラインレッスン+ライティングを受講してくれております。

ここが肝で、OLECOサミットでもお話がありましたが、目や耳から入る記憶よりも書く記憶のほうがより定着するということがわかっています。

ですから、オンライン学習ではコミュニケーション重視の英語、そして何よりもOLECOの売りであるネイティブの先生の発音を聴く。そしてライティングではコミュニケーションのやりとりをしっかり表記していく。このバランスを取っていくことが英語学習において最も良い形なのではないかと考えています。

 

実感国語講座では英語学習の土台となる母語能力を育てます

OLECOサミットで各先生方が何度も口にされたのは「言語脳が最も伸びるのが幼児期~低学年だ」ということでした。

ただ(ここがとても重要です)、「母国語なくして英語学習というのは成り立たない」ということも強くお話ししていました。

私も国語を担当する身として、語彙の乏しさや経験に伴う知識の薄さというものに危機感を覚えています。

ですが、経験がないままひたすらテキストベースの学習を続けていても、それは文字や表現を覚えただけ。国語的な感覚や実用的な知識というものはついてきません。

実感国語講座ではテキスト以外の言語活動も重視して、子供たちが「話す」「調べる」「考える」「創る」授業を提供しています。

(例えばどんな?と思った方はぜひブログにて検索してみてください)

一例ですが、小2生で取り組んでいる「漢字ツリー」

毎週15個ずつ書き足していきます。「これだけ漢字を勉強した!」と実感できるツールのひとつ。

授業学材

小3生では7月は紙芝居づくりに取り組みました。

プリント

 

そして何よりもお子様の言語能力を伸ばすのが「親子での会話」です。

目を見て話す、頷きながら子供の話を聞く。

一日の中でたった数分でもこれを意識して過ごしてもらえればと思います。

 

実感国語、夏のテーマは「俳句」です。お楽しみ

~実感国語3年生、紙芝居を創る~

3年生の実感国語。

なにやら今週はみんないつもよりわくわくしている…?

そう!だって今週は待ちに待った紙芝居づくり!

 

前回授業で取り組んだ『ふるやのもり』の紙芝居をつくります。

紙芝居というと、私が子供の頃は小学校などでも週に一回地域のボランティアの方々が読み聞かせに来てくれたものですが、今では沢山のコンテンツの中に埋もれてしまっているように感じます。

そんなこともあってか子供たちは興味津々!

絵が不得意!と言い張る子たちも資料を使うなどして一生懸命制作に励みます。

オオカミの絵

ダイナミックなオオカミ、迫力があります。

馬屋の絵

馬屋を知らなかったのにここまで描けるとは…

絵

さて、どこの場面でしょう?星がでているのはお話を読んで「夜の場面だ!」と思ったからだそう。

オオカミの絵

絵本も参考にしました!それぞれの味があるオオカミ、素敵です。

本

「おじいさんとおばあさんを描くのが難しい!」人物を描くことにも挑戦してくれています。(棒人間じゃないだけでも十分素晴らしい…)

 

3年生、起承転結で話をまとめてみる

紙芝居で「場面」を考えるにあたり、物語に欠かせない「起・承・転・結」についてもお話ししました。物語をざっとまとめる、というところでお話の要約に近いですね。長文読解などでも話の幹を掴むうえで必要になってくる考え方の1つです。

起承転結だけではわかりづらいので、一言プラスしてみました (笑)

プリント        

仕上がりが大変楽しみです!

来週はいよいよ画用紙に清書。一生懸命描いたものが色づいていくことでより完成度の高い作品になることでしょう!

それではみなさまお楽しみに~

 

 

 

実感国語1年生、2022年度最終授業!

11月の開講から早いもので4か月。

初回の授業時に子供たちに聞いた「一番好きな教科は何ですか?」という質問に対して、全員が口を揃えて

「算数!」

と言った時を思い出して思わず笑ってしまいました。(マナビのマキバとして嬉しいのやらなんやら笑)

子供たちとも一緒にあのときは国語嫌いだったよねと振り返って懐かしんだ最終授業でした。

変化したのは子供たちの「国語」への意識

最終回では自己紹介文に取り組んでもらいました。が、これ、実は初回授業時にも取り組んでいます。

4か月でどれくらい変わったのか、まずは子供たち自身にも感じてもらいたく、同じテーマで取り組んでもらいました。ちなみに、初回の作文がこちら ↓

 作文  

「作文を書くよ」と言えば「えー」と言い、「最低限この情報はいれよう」と言うとそれだけで完結。そんな状態だった初回の自己紹介文ですが、4か月後の今では

作文作文

ご覧の通り。よくよく見るとまだまだ直していかないといけない部分はありますが、この成長ぶり。

「先生、2枚目までいっていいの?」「足りなかったらどうするの?」

「理由とか、くわしく書いていいの?」

なんと全員が2枚目まで突入(時間があればもっと書けたそうです笑)。子供たちの取り組む姿勢がまず変わっています。書くことや話すことを授業の中で繰り返し、国語に対するマイナスイメージが払拭されてきた証拠ですね。

マナビのマキバが提供するもの

残念ながら塾に通い、文章を読み、問題を解くだけでは国語力は伸びません。幼児部の授業の中でもお話ししている通り、子供たちが言葉を一番キャッチするのが会話です。だからこそ家族とのやりとり、学校での交友関係、塾で第三の大人とのかかわりが不可欠なのです。マナビのマキバが提供する実感国語ではそういった言葉のやりとりを大切に、会話から読み取る、文脈から読み取るための感覚的な部分を磨いていきます。

2022年度も楽しい時間をありがとうございました。

2023年度も心待ちにしております!

低学年の心にも刺さる「枕草子」 初めての古典探究講座が好評のうちに終了しました

小学2年生、3年生の皆さんを対象に、冬期特別講座「実感国語 マキバ流古典探究 枕草子」を二日間にわたり行いました。

始めて古典に触れるお子さんも多く、大人が読むような文庫本と見慣れぬ旧仮名遣いに始めこそ戸惑っていましたが、スライドによる解説とナレーションで一気に授業の雰囲気は古典モードに。

春はあけぼの やうやう白くなりゆく 山ぎはすこしあかりて……

有名な冒頭文を暗記してみんなで発表。

それを書初めのように和紙に書写し、額装しました。

どれも個性と味のある素敵な作品となりました。

3年生は、自分が思う「うつくしきもの」の発表も行いました。

「うつくしきもの」とは今でいう「かわいい」にあたります。

『僕が”うつくしい”と思うものは弟の寝顔です。』という発表もありほっこりしました。

1200年前の文章も、意外に自分の視点との接点が感じられて興味深く学習できたようです。

冬休みならではのとても楽しい講座でした。

また次回の季節講習でも楽しい学習の企画をご用意したいと思っておりますので

どうぞご期待ください!

日本のお正月を感じる~実感国語1・2年生~

師走は忙しいというのは言っての通りで、
マナビのマキバでは通常授業が終わり、来週からはいよいよウインターセッションが始まります。

ところでみなさん、もうアレは用意しましたか?
アレですよ、アレ!お正月といえば!

そうです、年賀状

季節の行事「年賀状を送ろう」

実感国語1・2年生では、年賀状づくりをおこないました。

授業風景

 

年賀状は本来お世話になったひとたちへの感謝の気持ちをあらわすもので、新しい年も今と変わらない良い関係を続けましょうというメッセージが込められています。
実感国語ではここ最近、「季節と行事のかるた」を使って季節感の学習に取り組んでいました。
今回の年賀状作りもその一環で、日本のお正月についての知識をかるたや図鑑で深めながら、日本人が昔から大切にしてきた新年を迎えるための風習を体験してもらっています。

遊びのなかで季節の移ろいを実感していく

「年越し蕎麦って食べる?」
「凧揚げ!私したことあるよ」
「餅つきって一年中じゃないんだね」

知っているようで知らなかった季節の行事、動植物、食べ物など、遊びながら頭に入れていきます。

普段の生活の中でなかなか季節感を意識することはできません。
大晦日やお正月、家族が集まる機会が多い年末年始こそ、お子様と一緒に「冬ならでは」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

引き続き実感国語では、季節の移ろいを感じ取り、言葉を使ってその美しさを表現することに楽しみを見出すことのできる子供たちを育ててまいります!

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