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国語力アップのポイントは、文法、語彙・経験と意識した読み

来週は全国統一小学生テストですね。

数年前と比べると、どの教科も文章が長くなり、国語力(読解力)がどの教科にも必要になってきています。この流れは大学入学共通テストから来ており、また二華中、青陵中のような公立中高一貫校入試にもつながります。

ではどのようにしたら読解力がアップするのでしょうか。

読解力アップの鍵と言うより、躓きポイントとしてみていきたいと思います。

1.文法力

新井紀子先生の著書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』でも言われていますが、AIは文法を理解しているのではなく、単語を拾い読みして過去の膨大なデータから意味を類推しているそうです。

これでは、文章を正確に読み取ることが難しいことは容易に想像できますが、案外このようなAI読み方をしている人も多いようです。

言葉を話し始めてから文章を書き始める幼児・低学年のうちにしっかりと文法を意識した読み書きを心掛けると良いのではないでしょうか。

2.語彙・経験

いくら文法が分かっていても、語彙力が無ければ文章の意味が分からなくなるのは当然ですよね。かくいう私も、パソコンに関する文章等は1行目から何を言っているのか分からなくなることも多いです。

専門用語は置いておくにしても、日常生活については知っておきたいところです。また、特に感情を表す語彙や自然現象を表す語彙を増やすためには経験も必要ですね。

日常生活で起こったことや身の回りのことについて、親子でゆっくり話し合う機会も大切ですよね。

国語力を伸ばすためには読書が大事ともいわれますが、文章を正確に読み取ることができていなければ、いくら本を読もうと思っても、内容が曖昧にしか掴めなければつまらなくなって本に手が伸びなくなってしまうのではないでしょうか。その意味でも、本を読み始める頃には、ある程度の文法理解と語彙力があった方が良いと思います。

3.意識的な読み

曖昧な読み方が一度身についてしまったら改善は難しいのでしょうか。

前出の新井紀子先生の著書「AIに負けない子どもを育てる」にそのヒントとして、『文章を丁寧に読むこと』が挙げられていました。

子ども達を見ていても、問題が難しくて解けませんと言われて見に行くと、キーワードの読み落としや読み取りミスであることも多いです。このような場合、本人はうっかり読み落としたくらいにしか思っていないため、同じようなミスを繰り返してしまいます。

このような場合、どこまで意識的に読むことができるかポイントとなってきますので、質問されてもすぐに解説はせず、まずは読み直しをしてみるように声掛けするようにしています。

人から直接(最近は動画もありますが)口頭で教えてもらえる機会は大人になればなるほど減っていき、徐々に文章から情報を仕入れる機会の方が増えてきます。

小中学生のうちにしっかりとした読解力を身に付けていきたいですよね。

 

苦手でも大丈夫!国語が好きになる小1講座が始まります。

https://www.ability-f.com/sendai/course/kokugo

https://www.ability-f.com/sendai/course/reading

苦手でも大丈夫!国語が好きになる小1講座が始まります。

以前のブログでご紹介したように、小学1年生向けの講座「実感国語1年生」が11月に開講します。

日本語は不自由なく話せるのに、なぜ国語の授業となると苦手意識が出てしまうんでしょう?

お子さんは自然に母語として日本語を獲得しますが、国語ではそれを別な角度で(理屈で)問われることも一つかもしれませんね。

マキバの新講座では、テキストを使ってことば(文法)の謎解きをわかりやすく学習するだけでなく、ことばを使ったたくさんの楽しい活動でアクティブに日本語学習をしていきます。

カードを使ったゲームをしたり、おもしろい文章作りをしたり、体を使って日本語を表現したり。読書を通して世界を広げお友達とディスカッションも。時にはテキストやミニテストで力試しをしたり。タブレットを操作しながら楽しく学習できる「速読解」も魅力。

今のうちだからできる「正しい日本語の土台」をつくることを目的とした1年生実感国語。

構えず気楽に楽しく参加できる学習方法で、必ず国語が好きになります。

10月18日、25日にトライアルとして無料プレ講座を実施、ただいま参加者募集中です。

お席があと少しございますのでお問い合わせください。(TEL:022-346-1025)

冬期講座でも楽しい国語の授業を企画です!どうぞお楽しみに。

 

実感国語2年生 夏の俳句講座

こんにちは。スタッフの鈴鴨です。

今日は実感国語2年生の夏期講座「俳句」の最終日。そのようすをお伝えします。

夏の風景や気分を自由に詠んでみよう!ということで、前回みんなで練習をしてみました。

上五(かみご)、中七(なかしち)、下五(しもご)をそれぞれ別の人が詠んでくっつけるゲーム。

出来た俳句が

「夏期講習 みどり色した 箱ティッシュ」

某人気テレビ番組のようにうまく発想を飛ばしていて、なんだか味があるでしょう?(笑)

そして今日は自分で作った俳句を持ち寄り、みんなで手直しなどをしたあと、短冊に筆ペンで清書しました。

2年生の心に強く残る夏の印象とはどんなものだろう?と、とても楽しみにしていたところ

みんなとても素敵な夏の情景を十七音に込めてきてくれました。

初めて作った俳句です。多少のまちがいより感性を大切にしました。

その後はお母様方をお呼びしてミニ発表会!

みんなの前で自作の俳句を披露し、

どんな気持ちで詠んだか、どんなことが印象に残ったかなどをスピーチしてもらいました。

みなさん本当によく出来ました!!おとなはみんな感激です!

このように、テキストだけでなく季節を実感できる学習を、これからもたくさん経験していきましょうね。

「もぎりたて おいしさ百倍 夏トマト」 (R君)

6/4(日)、今年1回目の「全国統一小学生テスト」開催します。

全国統一小学生テストとは

小学生が全国のライバルとの競争の中で自分自身と向き合い、 努力をする原点として、
多くのご父母、お子様から賛同を得ている民間による日本最大の小学生テストです。
前回は、全国141,383人の小学生が挑戦しました。

アビリティは、第1回から公認会場として参加しています。

その全国統一小学生テストへは、
普段取り組んでいる小学部のプログラムのアウトプットの場として、

また、テストという場面に向かって少し緊張感も持ちながら目一杯頭を使う年に2回の機会として、

という趣旨にて第1回目からアビリティは公認会場として参加しています。

県内の成績で見れば、
福島県では、
各学年の総合1位は、ほとんどがアビリティ生!

宮城県でも、
算数県内1位、県内一ケタ、全国1位(満点!)
国語県内一ケタ
総合県内一ケタ
といった具合に対応できる子たちが、
回を重ねる毎に続々生まれています。

仙台でも、アビリティの取り組みが成果となって表れてきています。

そして、各学年全国上位50名が招待されて開催される「全国決勝大会」への進出者が、
アビリティから6回連続で生まれてくれています。

これは、全国のバリバリ中学受験組を相手に、
東北からは異色の存在と勝手に自負しております!

しかしながら、成績と結果がすべての学年ではありません。
あくまで、テストという機会を刺激として一人一人伸びてもらうことが目的です。

そういった意味でのチャレンジを、今回もお待ちしております。

 

 

丸暗記でなく考えながら楽しく学習する実感漢字の一場面

こんにちは。高校部副教室長の鈴木です。今日はGW明けで久々の小学2年生の実感国語の授業。今日はみんなで人の体の部位を表す漢字を学びました。生徒たちの漢字の学び方を観ていると、ただ漢字を丸暗記するのではなく自分の体を実際に動かし、工夫しながら学んでいました!

たとえば「手」という漢字、ある生徒さんは実際に手を動かしながら「わかった!だから手という漢字はこういう風に書くのか!」と頷きながら学んでいました。一方的に教わるだけでなく、積極的に自分で考えながら学習する小さな「学者」たちの姿に感動しました!

https://youtu.be/3wINlgMvLTs

 

 

 

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