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夏休みの自由研究

こんにちは。

暑い日が続き、夏を感じる日も増えてきましたね。

 

今日は夏休みの定番、自由研究について考えてみたいと思います。

 

仙台市の「児童・生徒理科作品展」の審査は次のような観点で行われているそうです。

<研究の部>

  • 研究のねらいがはっきりしているか
  • 自分なりにくふうしているか
  • 実験・観察・調査を積み重ねたり比べたりして結果を確かめている
  • 結果を整理して分かりやすくまとめているか
  • 結果から分かったことや考えたことをしっかりまとめているか

作品展に選ばれるかはともかく、上記の点を念頭にご家庭で楽しく実験していただければ、お子様の科学的な興味が深まるのではないでしょうか。

 

先日行われた全国統一小学生テストの年長さんの問題に、立体の切断面を問うものが出されました。やはり空間把握能力は大切と言うことでしょうか。

そこで、立方体の切断面がどうなるかを様々実際に試してみるというのも自由研究に良いのではと思いつきました。

お豆腐かメラミンスポンジを立方体に切り、特定の切り口で切った時に切断面がどうなるか、予想図と実際の図を描き、様々なパターンでどのような規則性が見られるか等考察してみても面白いのではないでしょうか。  

お豆腐を使ったら夕飯に一緒に麻婆豆腐を作る、メラミンスポンジを使ったら一緒にお掃除をするなども楽しいですね。

 

もう一つ

結晶を作るのも楽しいかもしれません

以前、授業で見てもらうために結晶を作ったのですが、蒸発までに時間がかかりすぎ、何を溶かしたのか忘れてしまいました。

塩の結晶  ミョウバンの結晶

(塩の結晶)          (ミョウバン)

でも、できた結晶がテキストの写真通りで子ども達からミョウバンだよね!と教えてもらったくらいでした。

結晶を作る過程で溶解度の違いなどにも気づくことができるのではないでしょうか。

 

失敗しても、なぜ失敗したのかは格好の考察事項になりますし、まずは楽しんでみることが大事ですね。

小4クラス制理社 急成長中!

2022年もあっというまに半年を迎えましたね。

マナビのマキバの小4クラス制授業、2月から始まって早4カ月、

理社ノートまとめが急成長中です!

 


始まった当初は

教科書ページすべて丸写し 
図や写真だけでまとめてくる
キーワードだけを書き出してくる

状態だったノーまとですが

 

 

じゃーん!

 

ノートまとめのコツを徐々に掴みはじめ、情報の取捨選択はもちろん、
文章でまとめるところと図に付け足す部分とを上手く分けてノート見開き1ページ分にすっきりまとまっています。

 


予習としてこのノートまとめに取り組んでもらっていますが、これを継続していくことで

・表やグラフが何を表しているのかが読み取ることができる
・読み取ったことを自分の言葉で説明できる
・読み取った情報から考えられること、わかることを推測できる

といった効果がもたらされます。

 

先日の全国統一小学生テストもそうですが、暗記科目と考えられてきた社会科でも
読解力が試される問題が多く出題されております。
コツコツとノートまとめを続け、「読み取る力」をつけていきましょう!

対策授業実施中!全国統一小学生テストに向けて、がんばる日曜日

来週行われる「全国統一小学生テスト」。

年に2回のこのテストはマナビのマキバの生徒さんが参加する風物詩的イベントで

思考力が必要とされる全国レベルの良問に触れてあたまをひねり、自分の力を磨く機会です。

今日はその対策授業。

年長から低学年の皆さんを対象に、テストの形式や問題を練習する会です。

塾生のほか、近隣のお友達の希望者も参加して、

和気あいあいの中にもピリッとした空気や熱意を感じます。

マキバの仲間?の動物たちに見守られながら頑張る2年生

こちらは百戦錬磨、堂々とマークシートを塗っていく3年生

来週のテストで自分の力が100%出せるようみんなで応援しています。

一緒に頑張ろう!!

 

読解力を高めるために幼児期にできること

共通テストの2回目が実施され、教科を問わず長文が増え、読解力重視の傾向がハッキリとしてきました。

仙台二華中をはじめ、公立中高一貫校の受検では以前から同様な傾向があり、公立中高一貫校受験を経験してきた人たちにはさほど影響がなかったかもしれませんね。

 

読解力を伸ばすために幼児のうちにできることは何でしょうか。

その前に、日常で使っている日本語なのに正確な読解ができないのはなぜでしょうか。

『AI vs.教科書が読めない子どもたち』の著者である新井紀子先生は読解力を、文の構造を理解する能力(係り受け、照応、同義文判定)と、文の意味を理解する能力(推論、イメージ、具体例)のように分類されています。

幼児低学年のうちで顕著なのは、やはり単語読みをしてしまうことにより文の構造が理解できなくなることでしょう。いわゆるキーワード検索的な読み方になっているということですが、助詞を意識することなく読んでしまうことにより主語述語の関係が分からなくなったり、出てくる単語を使ってオリジナルストーリーにしてしまったり。。。

では正確な読み取りに向けてできることは何でしょうか。

①絵本の読み聞かせ

よく言われていることですが、読み聞かせは親子のコミュニケーションの基となり、豊かな感情や想像力を育てるだけではなく、知識や語彙力と言った読解力の基礎がみにつきます。

例えば、お父様に読んでもらった本について、お母様からどんなストーリーだったのか「教えて。」というアプローチ方法で聞いてみるのも良いかもしれませんね。

②音読

ひらがながある程度読めるようになったら音読もお勧めです。

最初は短くリズミカルな文章からが楽しく取り組めるのではないでしょうか。

こちらの本は助詞に色がついており、自然と助詞を意識して読むことができるようになっています。

③お話し作り

小学生向けに新井紀子先生が提案されているものに、「雪が降った。」といった二語の主語述語の文章に形容詞や副詞等の情報を一つ一つ付け加えていくものがあります。

幼児さんには少しルールが難しいので、最初は「犬が走る」のような文章をもとに、どんな犬が走っていると思う?、なんで走っていると思う?等、情報をイメージするような質問をして内容を膨らませ、オリジナルストーリーを作っていくのも楽しいと思います。

 

言葉遊びが楽しくなったら、先週のブログでご紹介していたような文章を書くことを楽しめるお子さんになっていくのではないでしょうか。

 

まずは語彙からという面もありますので、大人同士の会話を聞かせてあげたり、たくさん話しかけてあげてください。

小学校低学年までは発達の早い遅いは大きいけれど、その差は高学年以上の学力を左右しないそうなので、何はともあれ、一番の注意点は、親の「読解力をつけたい!」という想いを悟られないよう(笑)、楽し時間だと感じてもらうことだと思います。

実感国語2年生 こそあど日記~ゴールデンウイーク編~

 

金曜日、教室中に聞こえるくらいの大きな声とともに全員の手が上がっています。

実感国語2年生の授業です。

 

先日習ったこそあど言葉を使った、 こそあど日記~ゴールデンウィーク編~ を発表してもらいました。

マキバ生に発表嫌いはいないのか? と思うくらい、

自分の番がくるのをうきうきと待っている姿に思わず笑みが溢れます。

 

もちろん、書くことに対しても積極的です。

「おみやげは作文がいい!」と熱望されるほど、書くことに楽しみを見出してくれている子たちばかりです。

 

春から駆け出したばかりの小2実感国語ですが、

「読む」こと、「書く」こと、「話す」こと、「聞く」こと を通して

どんどん成長していってくれることでしょう!

 

そしていつか先輩たちのようになるのかな…。

 

 

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