ブログ、日々更新中 カテゴリー:日記

実感国語:NG作文

こんにちは。スタッフの小林です

 

今週の2・3年生実感国語では、「NG作文」に挑戦してもらいました。

「おもしろい」や「楽しい」という言葉は、簡単に自分の気持ちを伝えることが出来て便利なことばです。しかし、こうした言葉を作文で多用すると、単調で貧弱な作文になりがちです。

そこで、あえて「よく使う言葉」を「NGワード」として禁止し、他の言葉に言い換えて自分の気持ちを表現する練習をしました。

「楽しい」であれば、

「うれしい

「ゆかいだ

「うきうきする

「わくわくする

「心がはずむ

「胸をおどらせる

など、類義語や様子を表す言葉、慣用句などを使って表現することもできます。

こうした様々な表現は、大人の会話を聞くなど、日常生活の中で1つ1つマネしながら身に付けていくものです。

季節の移ろいや世の中の出来事など、様々な事に興味を向け、色々な種類の言葉に触れることで語彙を豊かにしていってもらえたらと思います。

学び取る力

こんにちはスタッフの永浦です。

10月に入り朝晩が冷え込む季節になりましたね。

 

マキバで授業をしていると、子ども達の学び取る力にビックリすることがしばしばです。

今日はその中から何点か紹介します。

 

4ケタの引き算では、

3000より5小さい数は?という問題に苦戦していたAちゃん

でも、3000のドット棒を見せながら、

もう一度「3000より5小さい数は?」と聞くと、

ドット棒をじっと見つめてから、2995と答えてくれました。

こんなことを数回繰り返すと、ドット棒が無くても、繰り下がりの説明をしなくても、

難なく答えてくれるようになります。

 

3000-1005のような引き算の筆算で、なぜか繰り下がり過ぎて、

1の位を9-5と考えていたB君。

やはりドット棒を渡して3000-1005を考えてもらったら、

1の位は10-5になることに自分で気づいてくれました。

 

水かさの単元では、ビーカーを並べて、足し算引き算をたくさんすると、

2L4dL30mL-1L5dL20mL= なんて引き算も

2Lから1Lを取って1Lでしょ。

4dLから5dL取れないから、1Lから5dL取って・・・。

と言いながらどんどん解いてくれるように。

 

みんな自分の力で学び取ってくれています。

説明されるのではなく、自分で学び取ることにより、本質を捉えることができるのでしょうね。

新1年生のための3か月特別講座 のご案内

こんにちは。マキバ教室教室長の佐田です

今日は、小学校入学準備として通塾を検討されているご家庭に、

新1年生のための 3か月特別講座

のご案内です。

 この講座は、4月から始まる小学校の学習生活に向けて、

「わかる!」「できた!」

という達成感を味わいながら、お子様が自ら学び取る力を育成していく講座となります。

 

【授業日程】12月~2月の3か月間 全12回 50分授業

<木曜日クラス>14:45~15:35

12月3日 開始

<土曜日クラス>10:05~10:55

12月5日 開始

 

1講座50分の授業で、各クラス定員は4名となっております。

50分間の授業では、保護者様もご一緒に教室に入り、お子さまの様子をご覧いただきながらピグマリオン学育についてや、家庭学習のポイントなどもお話ししていきます。

 

【学習内容】

図形パズルを使った、空間・図形能力の育成

指先能力の育成

折り紙、切り紙などの「遊び」を通じ、目から入った情報を頭で判断し、手を動かすという、「目と手の協応」を促進していきます。

指先の巧緻性は、幼児期に養い身につけるべき大事な能力です。

空間把握能力の育成

幼児期の能力を、偏ることなく総合的に伸ばすためには、空間概念が必要不可欠となります。

計算ができる、字が書けるだけの学習ではなく、数を量として捉える力や表現方法として文章を作れる力を伸ばします。

数論理能力

数論理能力は、知能の中で最も大切な能力の一つです。
 数論理能力とは、計算能力だけでなく、文章問題や図形・グラフの問題などを、創造力を駆使して問題を解決する力を指します。
そのためには、幼児期に数を量として視覚的に、瞬間的に、把握できる力や、数の概念そのものを身につけることが必要です。

ピグマリオン・実感算数では、独自の教具を使い、数を数えるのではなく捉えながら学習を行います。

言語能力

言語能力は、国語だけでなく全ての教科に必要な基礎能力です。

しかし、ことばや文字をたくさん覚えただけでは、思っていることをうまく伝えることはできません。単に文字として覚えるのではなく、考えるため・コミュニケーションのための意味ある言葉・文としての理解を促すことが大切です。
 

本講座は12月開始ですが、10月~11月の期間、体験授業を受けていただくことができます。

ぜひ、この機会に本物の幼児教育に触れて、親子一緒に楽しみながら学習する時間を、マナビのマキバ教室でお過ごしください。

 

お問い合わせ・お申込みは

℡ 022-346-1025

✉ info@ability-f.com

 

実感算数の『かけ算』

こんにちは。マキバ教室教室長の佐田です。

夏休み頃から、2年生たちは、かけ算の学習に進んでいます。

実感算数の『かけ算』は、従来の九九を覚えて・・・といった学習方法とは違い、加減計算を使ってかけ算の意味本質から理解していきます。

例えば、8×8は、

*8が2個で16→4個で32→8個で64。

また

*8が10個で80から2個分の16を引いて64。

など、考え方は十人十色

問題毎に新しい考え方を発見し、楽しんでかけ算に触れていきます。

このように考えて、先日2桁×1桁の学習に入った、ピグマリオン歴3年の小学1年生R君

どのように考えるのか、私も楽しみに見ていると、メモ無しで次々に答えを書き出していました。

【56×3】は50が3個と6が3個にわけて考え、

【19×3】は20×3にしてから3を引いたそうです。

かけ算1

そして、驚いたのが、【83×7】の問題。問題を解きながらの独り言に耳を傾けると、

415と、166でしょ・・・

と小さくつぶやきました。

答えを書き終わった後にどう考えたのか書き出して説明してもらってようやくつぶやいた数の意味がわかりました。

83が10個で830を半分にすると5個分の415になり、そこに、83が2個分の166をたしたそうです。メモ無しで!

R君はまだ九九を覚えさせていないので、これらを今まで学習してきたたし算・ひき算や、合成分解能力を応用し、“解決”しています。

九九を覚えていない分、柔軟に数量を考えながらその本質を掴んできてくれていますね。

3桁×2桁の暗算も、どのような考え方を出してくれるのか、楽しみです

かけ算2

実感算数のかけ算は、わり算や、面積、倍数約数なども同時に学べます。

分断された学習ではなく、連続性のある学習にすることで、可能性はどんどん広がっていきますね。

 

伊藤先生講演会

こんにちは。初等部統括マネージャーの平井です。
初めてのブログです。

今日は日曜日に行われたピグマリオン学育研究所会長の伊藤先生を招いての講演会のお話を・・・

何回かお話を聞いていますが、改めて実感したことを、以下に書いてみました。

教育の真の目的は、良い大学に入れることではない、他者と助け合って生きていける高い社会性を身に付けてもらうこと

その高い社会性を身に付けるために、数や図形を通して子どもの能力を引き上げていくのが幼児ピグマリオン学育、実感算数。

テストで70点でも、その70%は子どもにとっての100%。出来なかった30%に対して、目くじらを立てるのではなく、まだそれを処理するだけの能力がないと捉えて、足りていない能力をつけてあげれば良い。

などなど。

点描写の重要性、積み木の方向知覚の重要性もお話されていました。この2つは本当に大切です

また別の機会にお話したいと思います。

また、「実感算数は失敗だった」と伊藤先生がお話して、保護者の皆様も驚かれたかと思いますが、外部に印刷依頼をしてしまったので気軽に変更出来なかったとか、「もっと良いものを作り出した」という意味での失敗だったということです。今の実感算数も、世の中に出回っている幼児教材に比べたら、非常に良く出来たものだということは伊藤先生もおっしゃっていますのでご安心ください。

しかし、出来なかった30%に対して~は、耳にいた~いお言葉でした・・・
我が息子に、思いっきりやってしまってます。どうしてもわが子となると視野が狭くなりますね・・・

アーカイブ